コラム

空手の基本、正拳突き

投球の基本はストレート。
スキーの基本はボーゲン。
ゴルフの基本はドライバー。
それでは空手の基本といえば?
これはやはり正拳突き(せいけんづき)と言えるでしょう。


正拳突きは空手でもっとも有名で、まっすぐ正拳にて相手を突く技です。
一般的に脇の下まで引いた拳を腰を入れつつまっすぐ対象まで突き出します。
拳の通る軌跡はまっすぐ、突き終わった腕、肘、手首、拳もまっすぐの、まっすぐづくしです。
ビシッと決まった正拳突きは芸術の域に達していると言えます。
拳の当てる場所は指を全部折り曲げて握った拳の人差し指と中指の第三間接部分です。
ここが一番硬くて攻撃力がありますので、当てる対象にぶち当てるわけです。
普通の人は殴るときにまっすぐに拳を当てることが出来ません。
肩に力を入れてスイング気味に腕を振り回し、腕力だけで打ちがちです。
また、正確に拳を当てることも困難です。
特に手首がしっかりしていないと、拳が当たった時に手首が曲がり、傷めてしまいます。
単純そうに見える正拳突きは、実は難しいのです。
ですから空手を始めてすぐにやるであろう正拳突きが出来なくても心配することはありません。
正拳突きはかなり高度な技です。
あせらずにゆっくりと身につけていきましょう。

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